新とりあえずやってみます

ブログ引っ越し作業中

ボイスサンプル・プロフィール 

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藤田 周(フジタ シュウ)です。

舞台が多くなりましたが、たま~に声優やってます。

140文字の世界に息苦しさを感じたら、こちらで広々語っています。

 

ボイスサンプルです

セリフa

セリフb

セリフc

セリフd

セリフe

セリフf

 

ナレーション1

ナレーション2

ナレーション3

自己紹介

 

主な出演作品です。

(外画)
 史上最強スパイMr.タチマワリ!~爆笑世界珍道中~
 ザ・キング・オブ・ファイターズ
 始皇帝烈伝 ファーストエンペラー
 恋するマンハッタン
 幸せになるための10のバイブル
 レマゲン鉄橋
 炎の英雄シャープ
 我が道を往く
 第三の男
 マーダーフィルム
 ジキル博士の記憶
 エンジェルゲーム
 ブランクスレーター
 そんな彼なら別れさせます
 エコーズ2
 トワイライト・オブ・ブラッド
 彼氏と彼女の不都合なセックスのこと
 ストリップアサシン
 ザ・サンクチュアリ
 ブレイブ・ファイターズ
 ザ・タイガーキッド
 ディープフォール 隠された井戸
 愛しのアクアマリン
 リダクデット
 ハイウェイ・バスジャック
 激動のヨーロッパ戦線
 戦場のレクイエム
 レンブラントの夜警
 サハラ戦車隊
 暗殺者の家
 硫黄島の砂
 失われた週末
 栄光何するものぞ
 巨星ジーグフェルド
 白い恐怖
 頭上の敵機
 太平洋作戦
 地上最大のショウ
 バターンを奪回せよ
 舞台恐怖症
 他

(ゲーム)
 Earth Defense Force:Insect Armageddo【Xbox360/PS3
 EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN【PlayStation 4
 ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE:WORLD BROTHERS【PlayStation 4Nintendo Switch
 他

(ボイスオーバー)
 大迷宮
 もうひとつの歴史
 迷宮事件ファイル
 戦闘するデザイン
 大統領の裏事情
 Air Square
 Emperors of Antarctica
 他

(ナレーション)
 氷の世界
 志村けんのバカ殿様天下統一ゲーム
 他

(舞台)
 寓想雑貨店 『The Third Wall』(演出 岡田和子)
 Livure12『Draw』(監修 本田保則 演出 鈴木勝美
 Livure12『二つの顔』(監修 本田保則 演出 鈴木勝美
 NPO法人劇団サードクォーター『松本商店街芝居始めました』(彩の国さいたま芸術劇場
 NPO法人劇団サードクォーター 学校公演『田中正造 草魂〜いのちを繋げ〜』(ウェスタ川越大ホール)
 他

・ボイスサンプルの無断転用、転載はご遠慮ください。

・お問い合わせ、ご依頼等が御座いましたら、
toriaezu202107@gmail.com
までお願い致します。

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察6(雑感)

今回は演出・メンバーの理解を得て、無事本番でピアノ演奏することが出来た

とてもいい座組であり、一生の思い出に残る作品となった

稽古を通じて感じたのはドラマを演じる舞台だからこそ

「演奏ミスをしても、それに応じた反応を他の役者さん達がしてくれる」

ということだった

普通の演奏会だとミスはミスでしかないが、ドラマを演じてる舞台であればミスも1つのストーリーに昇華することが出来る

これは私の心にとって大きなセーフーティネットになっていた

座組メンバーには感謝の言葉しかない

 

本作(東野圭吾「つぐない」)の栗林に関して言えば上手に弾けるに越したことはないが、重要なのは「ピアノに無縁であった中年男性の人が変わったかのような一生懸命さ」であり、それがあるからこそ右脳に対するつぐないを観客は感じることが出来るのだと思う

その一生懸命さに自然とリアリティが出るので、例え不器用な演奏になったとしても、ピアノ未経験者が演じる意味は大きい

(ピアノの上手い人によると、リアリティある下手な演奏は難しく、下手だからこそ表現出来る事もあるとのこと)

 

もしラストシーンを右脳が支配するピアニストになりきった栗林で表現したいのであれば、CD音源を使うなり、ピアノが弾ける人をキャスティングするのが無難かもしれない

ラストは極度に緊張した人物像を演じる必要があることを考え合わせると、あのシーンでピアノ未経験者がピアニスト並の演奏をするのは、なかなかにハードルが高いと思われる (完)

(今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察5(まとめ)

◯結論

1.中年のピアノ未経験者がバッハ(クリスティアン・ペツォールト)のメヌエットを弾けるようになるにはおよそ3ヶ月程度の準備期間が必要

→これは個人差があり、最低限の音楽的知識がない場合は準備期間が長くなるだろう。(原作の栗林課長はレッスン開始から5ヶ月で演奏会のシーンになっている)

逆に、こちらの練習目的を理解してくれた先生のレッスンを定期的に受ける事が出来れば、期間の短縮が予想される

 

2.自宅にピアノ練習できる環境は必須

→自宅が電子ピアノの場合、公民館等で本物のピアノ練習期間も必須(私の場合は最後の2週間は本物のピアノで練習)

 

3.初めてづくしの役者にとっては本番時のプレッシャー対策が最重要

→実際、数回行われた通し稽古ではミスがなかったのにもかかわらず、本番でミスタッチなく弾けたのは色んな意味で慣れてきた最後の1回。残り3回は多かれ少なかれミスが発生している

役者を長くやってるから演奏シーンでもプレッシャーは少ないだろうと思ってはいけない。役者と音楽は全くの別物と認識しておくべき。

 

4.従って「聴衆」がいる環境での演奏経験は不可欠。それも不特定多数の聴衆がいないと舞台上で演奏する経験にはなりえないかもしれない

要町駅浦和美園駅の駅ピアノで練習したが立ち止まってまで聞く乗降客はほとんどおらず、プレッシャー対策という面では微妙だったか。展望室の中央にあり否応なしに注目される都庁のピアノの方が効果的だったかも。そういうシーンでミスなく弾ければそれが自信となって、いいイメージを持った状態で本番に望めるのではないだろうか

 

その6

fujitashuu.hatenablog.com

(今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察4(プレッシャー)

◯プレッシャーに関して

練習開始2ヶ月後、プロの作曲家の方に自分の演奏を見てもらう機会があった

すでに家ではノーミスで弾けるレベルになってたにも関わらず

「弾き慣れてないアップライトピアノ」+「プロに見て貰っているプレッシャー」

という条件下でミスが頻発した

この先生には練習開始2週間後にも見てもらっていて、その際、開口一番仰ったのが技術面ではなく

「初めて人前で演奏する時はスキルが下ることが多いです。ましてそれが舞台公演となるとなおさらでしょう。それを考慮して準備しておいたほうがいいかもしれません」

とのアドバイスだった。

先生は一生懸命やってる私に気を使ってオブラートに包んだ言い方をしてくれたが恐らく本当に言いたかったことは

「たとえ劇中の人物がギリギリ弾ける程度の設定だったとしても、演じる本人がそのレベルをゴール地点にしていたら、本番はプレッシャーに負けて上手く行かない。舞台上、しかもドラマの中で演奏するのであるならば、相当に高い目標を設定しておかなければならない」

ではなかったのだろうか

このサジェッションがなかったら、恐らく本番はミスタッチどころではなく、途中で演奏を止めてしまう事態になっていたかもしれない。やはり餅は餅屋。初期段階ですべてお見通しだった。

 

その5

fujitashuu.hatenablog.com(今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察3(練習)

◯上達過程(基本すべて独学。1日の練習時間は30分~1時間程度)

・初めてピアノを練習する人向けのYou Tube動画をいくつか見る

・バッハのメヌエットの初心者向け練習動画を見る

・その後、右手・左手と片手ずつ練習。ゆっくりではあるがどちらも2~3日で弾けるようになる

・ゆっくりながらも両手で弾けるようになったのは1ヶ月

・両手でなめらかに弾けるようになるには2ヶ月

 

ただし、上記はあくまで「自宅の電子ピアノ」「ノープレッシャー」という最高条件が整った状態。本番は後述する「アップライトピアノ」「プレッシャー」という要素が絡む

 

◯上達過程における反省点

1.当初は反復練習を重ね、理屈ではなく指(というか体)で覚えてしまおうとしたが、この練習方法だとミスで止まったら最後、曲の頭に戻らないと演奏できないという致命的な状況が生じてしまった

→勢いで弾くのではなく、鍵盤の位置をしっかり認識しタッチする練習が必要だった

 

2.ピアノ初心者が学ぶ基礎的な訓練を飛ばして曲の練習に入っているため、どの鍵盤が「レ」でどの鍵盤が「ソ」なのかなどが、一瞬考えないと出てこない

これでは「シ・ド・シ・ラ・ソ」と曲を暗譜していても、指が瞬時にその鍵盤を押すことが出来ずミスが起きる原因になった

→これも上記に通じるが、曲の練習に入る前に、どの鍵盤が何の音に対応してるかが反射的にわかるレベルになっておく必要があるのかもしれない。いきなり曲の練習をするにしても、鍵盤と音の関係性は常に意識しておく必要があった

 

3.万が一途中で止まってしまったときに、直前から復活出来るような練習をしておく

→これも上記の点と関連するが、今自分が曲のどの部分を弾いていて、どの鍵盤が何の音なのかを意識することで復活ポイントが段々と多くなっていった。

 

4.余裕ができたならば次に弾く部分に意識を持っていく

 

これらは練習期間中にもらった、作曲家とピアニストのアドバイス

私は基本独学で、演奏を見てもらったあとに10分程度のサジェッションを合計3回程受けただけだが、それでも自分一人では絶対気が付かないことを即座に助言してくれた

今後、私と同じシチュエーションに望む役者さんがいるのであれば、ピアノが弾ける人のアドバイスは必須。可能であれば独学ではなく定期的にレッスンを受けた方が上達も早くなると思われる

私は縁あってプロの方の助言を受けることが出来たが普通のピアノ教室で「バッハのメヌエットだけ弾きたいので、そのためのレッスンをしてください」という要望が通るかどうかはわからない。なのでプロでなくてもピアノが弾ける役者さんなどに相談する手もあると思う。ちょっと探せば、女優さんの中にピアノが達者な人が見つかるのではないだろうか。

 

その4

fujitashuu.hatenablog.com

(今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察2(電子ピアノに関して)

◯電子ピアノ購入

まずは家で練習する環境を整える必要がある

理想をいえば実際に舞台で弾くピアノと同じタイプのアコースティックピアノを購入するのがベスト

なぜならば、楽器の形式が変わると演奏スキルが下がるから。特に私のように初めて演奏する人はその程度が激しい。

しかしながら、今後もピアノを勉強し続けるとか演奏会に出るレベルになりたいとかならともかく、1公演のために100万近くするピアノを購入するのは非現実的

従って、比較的安価な電子ピアノを購入

この際、更に安価なキーボードで済ませようとするのは避けたほうがいい。キーボードはピアノのタッチ感覚が再現されておらず、前述したように本物のピアノ弾いた際のスキルの低下が一段と激しくなりがち。

そして予算が許すのであれば、同じ電子ピアノであってもより本物のピアノに近いタッチが再現されてるものがいい

そういう視点で解説してくれてるのがこの動画 

www.youtube.com

私は価格を重視して「KORG / B1」をヤフオクで購入した

 

電子ピアノである程度弾けるようになった後、初めてアップライトのピアノを弾いた感覚は「やっぱり本物は重たい」だった。当然スキルは低下した。

しかし、公民館等でアップライトのピアノを使って練習するにつれその重たさは感じなくなっていった。

「電子ピアノで練習→ある程度弾けるようになったら公民館等で本物を使って練習」

という流れでスキルに関しては十分なレベルになると思われる(ただし、本番は後述するプレッシャーという要素が絡む)

 

その3

fujitashuu.hatenablog.com

(今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

ピアノ未経験者が舞台でバッハのメヌエットを演奏するに当たっての考察1(練習開始まで)

東野圭吾の「つぐない」のラストシーンは中年男性がピアノを弾くシーンで終わる

演者が実際にピアノを弾くかどうかはこの作品の印象を大きく変える

ピアノ未経験の中年俳優がNGの利かない舞台上でピアノ演奏したケースは少ないと思うので、何かの参考になればと忘備録として残す

(なお今回の考察はピアノ未経験者が舞台上で役を演じながらピアノ演奏することを想定しております。私の「主観」をもとに考察しておりますので音楽的見地から見ると適切でない記述があるかもしれません。)

 

・演奏曲:バッハ(クリスティアン・ペツォールト)のメヌエット

・練習期間:2ヶ月半

 

◯演者スペック

・高校まで音楽を選択していて成績は良かった

・従って音符や休符、簡単な演奏記号等の知識はある

・ただし、ハーモニカやリコーダーなど学校の授業で習う楽器以外の演奏経験は無し

 

◯練習開始まで

今年の夏にオペラの方とのコラボ公演の機会があり、その際に演奏してくださったピアニストの方に

「全くの素人がバッハのメヌエットを演奏するにはどの程度の期間が必要か? スキルは低くてもいい、なんとか演奏出来るというレベルで。」

との質問をしたところ

「個人差は当然あるが3ヶ月程度でなんとかなるのではないか」

との回答だった

実際、原作の中年男性も発表会の3ヶ月前からメヌエットのレッスンが始まっている

もし、私と同じ挑戦をする方がいるのならば、この「3ヶ月」というのを1つの目安にしてもいいだろう

もしかしたら作者の東野圭吾氏もプロの意見を参考にして「3ヶ月」という設定にしたのかもしれない

 

その2

fujitashuu.hatenablog.com